雨の音を聴きながら
こんにちは。
またまた、久しぶりの更新となってしまいましたね。
春の便りが待ち遠しい今日この頃、お昼時は少し窓を開けて過ごしても、寒さが大丈夫な季節となりました。
今日大阪は雨が降っています。
しとしと降る憂鬱さを、優しく包むようなそんなショパンの調べ…。
私が幼少時に両親が(おそらくお父さんかな?)買ってくれたCDです。
ルイサダのショパン。
ショパンの音楽の魅力が最大限に引き出されるのはポーランドの、ショパン自身の幼い頃に過ごした故郷で聴く演奏である、と、最近ぱらっと読んだ伝記ものに書いてありました。
ポーランドに行った事がなくても、音楽を通して、異国の風を確かに感じる・・そんなルイサダのショパン。
ショパンの故郷ポーランドは、他の国に占領され、それに対する革命も失敗に終結するという、悲しい歴史があります。
けれども、例えどんなにほかの国に脅かされても、ショパンの故郷を愛する心が、彼の作曲するワルツやマズルカ、その他の曲に深く刻まれ、それが強固な刃となって、きっとポーランドの自然や空気、文化、人々を守り抜いたことでしょう。
なんて素敵なんだろう…。いつかきっと彼の故郷に行ってみたい…そう思わずにはいられないショパンの調べでした。